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重症の中風や痴呆性患者を入所対象者とする専門療養施設である大邱カソリック痴呆センターでは、大邱市には約6千人の痴呆患者がいると試算している。しかし、大邱市の場合、痴呆患者が療養できる福祉施設は、定員が146人である大邱カソリック痴呆センター1か所しかになく、推定患者数の約5%のカバー率である。

 

表17 福祉施設の利用現状(1998年末)

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資料:大邱市資料

 

(5) 老人地域奉仕指導員制度

老人地域奉仕指導員制度とは、65歳医療の健康な高齢者のうち、区長や郡首の委嘱(町長)を受けた者が、青少年の指導及びボランティア活動、自然保護及び環境を阻害する行為の取締の補助、道路交通の整備及び駐停車取締の補助、その他市政への提案や広報活動を行う制度である。活動費としては月額6万ウォン(市費50%、区・郡費50%)が自治体から支給される。大邱市の場合、1999年現在320人(区・郡別に各40名ずつ)の老人地域奉仕指導員が活動している。

 

 

 

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