基本理念を構想する委員会とワーキング部会を合同で開会
ふれあい社会づくりグループ
【3月11日】
12月22日に開催された第3回ワーキング部会で、最後の会議をぜひ合同でという提案を受けていたこともあって、13時から1時間は、堀田理事長を交えてワーキング部会委員との意見交換を、14時からは基本理念を構想する委員会(第3回)と、ワーキング部会(第4回)の合同会議を芝パークホテルで行った。議題は、1]ネットワーカー養成のためのマニュアルの構成、2]11年度から実施予定の養成講座について。
平成9年度から2年間にわたってネットワーカー養成のための調査研究を行ってきたわけだが、その集大成の時期に。とはいっても、ネットワークの仕方やネットワーカーのあり方などは、人口規模別、分野別、職能別などによっても異なり、一様ではないものと思われるため、これからも、事例・実例の中から積み上げていくことが課題に…。(奈良)
【3月30日】
「市民互助団体全国協議会」準備会が、東と西に分かれて「介護保険制度下における市民互助団体の役割」をテーマに、それぞれ1日研修会を実施し、そのお手伝いに参画。この「市民互助団体全国協議会」準備会とは、財政的基盤を持たない草の根型の在宅支援サービス団体(ホームヘルプサービス、食事、移送、宅老所・グループホーム、買い物等代行サービスなど)が、それぞれ、ゆるやかにネットワークしながら、レベルアップを図ったり、時には政策提言などをしていこうということを目的として、「準備会」がその冠がとれて、実質的にネットワークできるよう図っていこうとするもの。当然のことながら、「介護保険」やNPO法人格取得が目的ではなく、介護保険に参入するしないにかかわらず、また、法人格取得か否かにかかわらず、こうした時代の流れの中で、自分たちがどうあっていけばよいのか、当事者にとって一番いい方法は?といったことを模索していくことが、その前提である。ただし、今回は、厚生省介護保険施行準備室担当者や、自治体担当の方から「介護保険における現状と課題」について伺いながら、市民団体サイドの課題整理をしたいという意向のもとに開催。