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大学四年生の鈴木智香子さん(二一)にとっては、会員のお年寄りも仲間のサポーターもみんな人生の大先輩だ。この会でサポーターをするようになって鈴木さんが気付いたことは、パソコンをいかに教えるかではなく、パソコンを使って高齢者の人たちがいかに生活を楽しむか、ということだ。「そのお手伝いができてうれしいし、それ以上におばあちゃんたちから得るものが多いんです」と話す。

 

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『コンピューターおばあちゃんの会』のホームページは、まさに世界向けだ。日本語の他に英語、フランス語、そして中国語でも紹介されている。大企業のホームページでもせいぜいが日本語と英語というのが多い中、さすが翻訳の仕事に携わっていた大川代表が率いる会と感心。海外のネットボランティアサポーターも登場間近かも?

 

高齢者から多くを学ぶボランティア

 

ボランティアだから報酬はない。自分のできるときに参加する。もちろん参加を強いられるわけではない。

 

 

 

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