名前のとおリ、会員は全員高齢者。新しい生きがいにつなげ、異世代交流の手段とし、さらには企業を巻き込み、ボランティアサポーターの輪を広げ…と、その波及効果はすばらしい。堅苦しい理屈なしに、自然にふれあいの輪が広がっている。「機械としか会話できない」といわれる現代っ子。でも、パソコンというちょっと"今どき"のものに熟年世代から飛び込んでみれば、そこから逆に思わぬ楽しさ、ふれあいが広がってい<。そんな現場をご紹介してみたい。
(編集部)
小学生になる孫(男の子)が、「学校でインターネットをやったんや」と楽しそうに帰ってきたはいいものの、その後の展開は想像どおり、「うちも買うて!」。娘の電話によれば、結局その場は何とかなだめたそうだが、パソコンが一家に一台時代もそう遠くないのかもしれない、と考えさせられた。娘には黙っていたけれど、孫がやりたいと言うなら、私が買ってやって、離れて住む孫とパソコンでやりとりができたら、それも楽しいだろうなあとふっと思った次第。もちろん私は見たこともさわったこともない。でも可愛い孫のためなら一念発起、がんばってみようかという気にもなる。でも、やっぱり無理か...。
(茨城県 T実さん)