デンマークからのうれしいお便り
財務グループ
【1月26日】
はるか北欧のデンマークから堀田理事長あての手紙が届き、Dさんという方から「さわやかパートナー」として入会お申し出をいただく。Dさんは、紀州出身の57歳。青年時代、英国で福祉を学び、その後、国際結婚をされてそのままヨーロッパに残り、現在は奥様の母国デンマークに在住しておられる由。
長らく英国とデンマークの両国で児童福祉・障害者福祉にかかわってこられたが、今も紀州にお住まいの92歳と84歳のご両親に思いをいたし、残る人生を老人福祉に捧げるべく昨年秋、定年まで数年を残して退職、現在デンマーク州立福祉専門学校の介護科に通学しておられるそうである。正月早々、うれしくもありがたいお話である。
ところで、Dさんのように海外にお住まいの「さわやかパートナー」が現在何人おられるのか調べてみたら、アメリカ3名、ニュージーランド2名、英国1名、中国1名計7名がすでにおられることが判明した。
そういえば、今年は国際高齢者年でもある。
労働基準法改正にともなう財団規則等の見直し
財団運営グループ
【1月28日】
平成11年4月1日から施行される改正労働基準法に関する三田労働基準監督署による説明会に出席した。これに伴い、当財団の寄附行為ほか、18の規則・規程を逐一見直した結果、3月8日開催の第13回理事会・評議員会に諮る就業規則の女子保護規定の撤廃、年次有給休暇の付与日数の引き上げを除いて、すべて法定基準以上であることを再確認した。
一方、法定内年次有給休暇の付与単位については、現状では、日または半日単位の付与だけで、時間単位の付与は認められていないため、出勤前または退勤前の1時間、2時間単位のボランティア活動に参加できないという問題が依然として残っているが、これについては、根気よく行政と折衝を続けていきたい。(森)