日本財団 図書館


7] 保護眼鏡

・保護眼鏡は大別すると、防じん用と遮光用の2種類に分けられ電気溶接及びガス溶断作業時に発生する紫外線や赤外線等の有害光から目を守るものと、グラインダやサンダーを使用しての研磨作業時に飛来する切削屑から目を保護するものとが有る。

・防じん用保護眼鏡は、透明の強化ガラスレンズ又はプラスチックレンズで作られており、グラインダやサンダーを使用しての研磨作業時に着用すること。

・遮光用保護眼鏡には、電気溶接作業に使用する面式とガス溶断作業に使用する眼鏡式とが有り、濃緑色のガラス又はプラスチックレンズを使用している。

 

012-1.gif

 

2.3.2 保護具使用上の心得

一般に保護具は最初の間は使いづらいが、慣れてくるとそうでもなくなる。保護具は、次の点に心がけ正しく使用すること。

1] 保護具は完全なものを正しく使用すること。

2] いつも清潔に保存し、取り扱いは丁重に、他人の物を無断で使用しないこと。

3] 保護手袋はハンマー作業や巻き込まれる恐れのある作業(ボール盤、面取盤等の回転する機械作業)には使用しないこと。

4] 保護具が、破損、不具合、紛失したときは、直ちに責任者に申しでて、安全な物と取り替えること。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION