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・柱上安全帯と胴締安全帯は、使用目的、性能等が異なるため使用場所を間違えないように注意すること。

・上記2種類の安全帯についてはベルト及びロープその他金具類の老朽化、破損の有無を厳重に点検し、安全を確認後使用すること。

4] マスク

・粉じん・有機溶剤・ガス等が呼吸器官から体内に入ることにより、肉体だけでなく精神にまで異常をきたす場合も多く、その取扱いには十分注意する必要がある。そのような災害から身を守るために作業に適合したマスクを着用すること。

・マスクは大別すると、防じんマスク、防毒マスク、送風マスクに分けられる。

・鉱物性等の粉じんを長い間吸入し続けると、肺に粉じんがたまり、じん肺を起こす。初期には自覚症状はないが進行すると、肺の機能が低下し、息切れ・呼吸困難、せき・たん、疲れ易い、などの症状が現われてくることがあるので、溶接作業やグラインダ・サンダー掛けなどの作業には、防じんマスクを決められたとおり正しく着用すること。

・電装工事にたずさわっている者として、常に防じんマスクを携帯し、必要に応じていつでも使用できること。

 

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