(22) バスライン(bus line)
CPUやメモリ、I/O装置などの相互間を結ぶ信号の伝送経路のことで、データを伝送するデータバス、アドレス情報を伝送するアドレスバス、制御信号を伝送するコントロールバス等がある。
(23) レジスタ(register)
情報を一時記憶するためのもので、必要ビット数だけフリップフロップを並べたものである。
(24) RAM(ランダムアクセスメモリ・Randam Access Memory)
ほぼ同じアクセスタイムで、読み取り、書き込みができるメモリーのことで、一般には「ラム」と呼ばれている。読み出しと書き込みが自由にできることからデータやプログラムなどを記憶するメモリーとして使用される。電源が断になると記憶内容は消滅する。
(25)ROM(リードオンリメモリ・Read Only Memory)
読み出し専用のメモリーのことで、一般には「ロム」と呼ばれている。
その記憶内容は固定されていて、電源が断になっても記憶されている内容は消滅しない。種類としては、製造過程でメモリーの内容が与えられていて、以後は変更のできない「マスクROM」と、ユーザーがプログラム可能な「PROM」、書き換えが自由にできる「EPROM」とがある。
(26) ハードコピー(hard copy)
ブラウン管上に現れた文字や図形は、それに別のものが表示されたり、電源が断になると消えてしまうが、紙などに印刷されたものは保存できる。これをハードコピーという。
(27) フローチャート用のシンボル記号(symbol code for flow chart)
コンピューターを動かすプログラムを作るためには、まず、フローチャート(流れ図)を作らなければならないが、そのフローチャートには各種の記号が用いられていて、図が読みやすいように工夫されている。この記号をフローチャート用のシンボル記号といい、表5.7に示す。