出力装置は外部にデータを送り出す装置で、プリンタ、文字や図形を表示するCRT(ブラウン管)、ディスプレーやLCD(液晶ディスプレー)X-Yプロッタ、あるいは磁気テープ、磁気ディスク、磁気カードに磁気記録をしたり、紙のテープやカードにパンチする方式で出力するものなどがある。
以上の補助記憶装置、入力、出力装置等を一般に周辺機器と呼んでいる。
5・8・2 コンピュータに関する用語
コンピュータを理解するのに用語を理解することは必要なことである。
次にその用語の代表的なものをあげ簡単に説明する。
(1) I/O装置(入出力装置)前記入力装置・出力装置
(2) I/Oポート(I/O Port)
マイクロコンピュータのハードウェアの部分で、マイクロコンピュータと外部機器との間でデータをやり取りするために、信号の形式や速度の違いを調整するもので、普通インターフェースと呼ばれている。
(3) アキュムレータ(accumulator)
演算装置の中にあって、演算されるデータを一時保持したり、その結果を記憶するためのレジスター部分のことで、つまり、CPU内でデータを記憶しておくための装置のことである。
(4) アクセスタイム(access time)
記憶装置に対して記憶動作(書き込み、読み出し)を行わせる際に、任意の記憶場所を指定してから、実際にその動作が始まるまでに要する時間、すなわち、記憶装置の動作時間のことである。
(5) アセンブラ(assembler)
計算機の一つ一つの動作を簡単な単語に対応させ、それで記述されたプログラムを読み込んで、コンピュータが直接理解できる機械語に変換するプログラムをいう。
(6) アスキー(ASCII)
現在広く用いられている文字コードで、英字、数字、記号などの文字を7けたの2進数で対応させている。(7単位コード、7ビットコード)