図5・6 トランス結合増幅回路
図5・7 トランス結合増幅回路の負荷直線
(4) 負荷直線と最大定格 第4章でのべたように、トランジスタには、コレクタ電流、コレクタ・エミッタ間電圧及びコレクタ損失の最大値が決められている。 この関係をVCE-IC静特性曲線上に表すと、図5・8のようになり、トランジスタの動作範囲が斜線の部分へはみ出さないように、交流負荷直線を決める必要がある。
(4) 負荷直線と最大定格
第4章でのべたように、トランジスタには、コレクタ電流、コレクタ・エミッタ間電圧及びコレクタ損失の最大値が決められている。
この関係をVCE-IC静特性曲線上に表すと、図5・8のようになり、トランジスタの動作範囲が斜線の部分へはみ出さないように、交流負荷直線を決める必要がある。
図5・8 負荷直線と最大定格の関係
5・1・2 オペアンプを用いた増幅器の動作原理 増幅回路は最近ではそれぞれの目的に合ったICが多く発売されており、トランジスタを用いたディスクリートの部分で回路を組むよりICの利用が多くなってきている。又オペアンプ(演算増幅器ともいう。)を使って簡単に所要の特性を得ることができるので、オペアンプも多く利用されている。ここではオペアンプを用いた増幅器の動作原理と基本構成について述べる。
5・1・2 オペアンプを用いた増幅器の動作原理
増幅回路は最近ではそれぞれの目的に合ったICが多く発売されており、トランジスタを用いたディスクリートの部分で回路を組むよりICの利用が多くなってきている。又オペアンプ(演算増幅器ともいう。)を使って簡単に所要の特性を得ることができるので、オペアンプも多く利用されている。ここではオペアンプを用いた増幅器の動作原理と基本構成について述べる。
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