注意事項 :
電池のスイッチS1を閉じた後に検流計のスイッチS2を閉じること。また、接触点の熱起電力の影響を避けるために電流の方向を換えて2回測定し、その平均を求める方がよい。
(2) 絶縁抵抗測定
船舶の電機機器、ケーブル等の絶縁抵抗を直接読みとるのに直続形絶縁抵抗計(以下、絶縁抵抗計という。)を使用する。これは、オーム×108=メグオーム〔MΩ〕を測定することから、手回し発電機式はメガ、電池式はオートメガという。
手回し発電機式は、現在ではほとんど使用されていないため本書では、電池式について記述する。