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しかし、この目盛は、不平等目盛で中央が幅広く、零位に近づくにしたがって幅は狭くなる。

なお、直列抵抗Rを用いた理由は、合成温度係数を小にすることと、直流又は交流に用いても共に同一の確度を得るためである。普通この計器の動作電流は50〜100〔mA〕である。

 

3・5・3 交流電流計

 

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図3・7

 

0.25〔A〕位までの電流であれば、固定コイルFと可動コイルmとを直列にして電流計にすることができる。しかし、これ以上の電流になれば、うず巻きばねの制御装置では無理であるから、図3・7のように可動コイルmには被測量流に比例する小電流を分流させて電流計とする。

図3・7は、5〔A〕用の電流計を示したものである。F及びmには被測電流Iに比例する電流I1、及びI2が流れ、可動コイルmに作用する電流力はI1×I2したがって、I2に比例する。よって、(3・6)式によって目盛上には直接被測電流Iを目盛することができる。

 

 

 

 

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