図2.120 直流発電機の構造断面
(3) 特性 (a) 他励発電機 無負荷時の発電機の誘起電圧は界磁の磁束数と発電機の回転数に比例して現われる。したがって、励磁を不変として原動機により運転すると、原動機の速度変動特性のために、発電機誘起電圧は抵抗による電圧降下と電機子反作用の減磁効果による電圧降下のために幾分垂下ぎみとなり、図2.121に示すような外部特性曲線となる。
(3) 特性
(a) 他励発電機
無負荷時の発電機の誘起電圧は界磁の磁束数と発電機の回転数に比例して現われる。したがって、励磁を不変として原動機により運転すると、原動機の速度変動特性のために、発電機誘起電圧は抵抗による電圧降下と電機子反作用の減磁効果による電圧降下のために幾分垂下ぎみとなり、図2.121に示すような外部特性曲線となる。
図2.121 他励発電機の外部特性曲線
図2.122 分巻発電機の外部特性曲線
(b)分巻発電機 他励発電機の場合には図2.122中のA曲線のようなわずかな垂下特性となるのに対し、分巻発電機では励磁電流が端子電圧に比例するため、この端子電圧の降下のために励磁電流が減り、結局B曲線の特性となる。OQは発電機の端子を短絡したとき残留磁気のために流れる電流である。分巻発電機の安定特性範囲はEoP間である。
(b)分巻発電機
他励発電機の場合には図2.122中のA曲線のようなわずかな垂下特性となるのに対し、分巻発電機では励磁電流が端子電圧に比例するため、この端子電圧の降下のために励磁電流が減り、結局B曲線の特性となる。OQは発電機の端子を短絡したとき残留磁気のために流れる電流である。分巻発電機の安定特性範囲はEoP間である。
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