(g) 寿命はいろいろの角度から決められる。普通定格容量の80(%)に容量が減退するまでの充放電回数又は耐用年数で表される。適正な条件で使用される場合には、5〜7年の寿命があるといわれている。
(h) 充電中の発生ガスは陽極より酸素ガス、陰極より水素ガスであって、この混合ガスは火気によって爆発の可能性があるので、蓄電池室は十分換気に注意し火気を近づけないようにする。
(i) 内部抵抗
蓄電池の内部抵抗の値は極板の面積に反比例し、容量の小さいほど内部抵抗は大きくなる。見かけの内部抵抗の概算を次の表によって求められる。