日本財団 図書館


025-1.gif

すなわち「電流の方向を右ねじの進む方向にあわせると、その電流によって生じる磁界の方向は、右ねじの回転方向と一致する」

この関係を図示すれば図2・6(a)、(b)となる。

この法則は1820年フランスのアンペアが発見し発表したものである。それ故アンペアの右ねじの法則という。

 

025-2.gif

図2・6

 

2・3・2 直線状電流による磁界

 

025-3.gif

 

2・3・3 円形電流による磁界

 

図2・8(a)、(b)によってわかるように円形電流によって右ねじの法則に従う磁界ができる。すなわち、上記右ねじの法則において電流と磁界との関係を取り替えて考えればよいから電流をねじの回る向きにとれば、磁界はねじの進む方向に生ずることになる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION