3] 押えバンドの締付けには、SUS製タッピンねじ(丸頭)が望ましい。
10.2.2 電路の貫通
(1) 水密隔壁及び甲板を貫通する場合
ケーブルが水密隔壁や甲板を貫通する場合には、グランドを単体で取付けるか、あるいは本数の多い場合にはまとめてグランド板に取付ける。
なお、グランド板が周囲の条件により取付けられない場合(例えば開口に制限がある場合、あるいは狭い場合)には、ケーブル貫通金物箱を使用する。ケーブル貫通金物箱には必ず手入れ口を設ける。
ケーブル貫通金物の取付け例を図10.4及び図10.5に示す。