(v) その他
非防水区画内に装備するスイッチ、レセプタクル、接続箱などの小形非防水形器具は、器具外被のケーブル導入開口から直接導入する。
処理要領は、(d)ブッシング導入の場合に準じて行う。
(c) 防爆機器に導入の場合
蓄電池室、塗料庫、タンカーの危険区画などの爆発性ガスの存在する区画には、耐圧防爆機器又は本質安全防爆機器を装備する。本質安全防爆機器の導入部には、電線貫通金物が一般的に採用されるが、耐圧防爆機器の導入部には、耐圧ガスケット式貫通金物が採用される。図5.24に耐圧ガスケット式貫通金物の構造例と導入処理要領を示す。図に示すように、テーパガスケットの締付けによる確実な気密性の保持、グランド押えカバー及び締付けボルトによるグランドの緩み防止、ケーブルクランプにより確実なケーブルの固縛等安全性の確保が考慮された構造になっている。