日本財団 図書館


5.1.2 動力用ケーブル

 

動力用ケーブルの線端処理はケーブルの導入口から端子に至るまでの距離を十分に測定し、各機器ごとにケーブル導体に無理が加わらないよう、また、作業が容易なように線端さばき長を決める。

配電盤内導入ケーブルの場合は、盤内導入経路を考慮し、シース部の長さを決定する。絶縁体が導電部又は接地金属部に触れるおそれのある場合は、全長にわたりビニルチューブに入れるか、又は粘着ビニルテープ(色別)で半重ね1回巻きを行い、終端部は2〜3回重ね巻きする。

 

085-1.gif

図5.3 動力用ケーブルの線端処理

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION