(c) MCT(マルチケーブルトランジット)
MCTを防水構造部に使用する場合、防水効果は作業方法に大きく左右されるので、下記事項に注意して作業を行う。
1] MCTの前後では、ケーブルを直線状にしておく。
2] ケーブルに適合したインサートブロックを使用する。
3] がい装ケーブルの場合、防水性を確実にするため、インサートブロック内面にシーラを塗布する。
4] インサートブロックの外面に潤滑油を塗布し、作業性を良くする。
5] ケーブルが貫通しない余分なスペースは、穴なしの盲インサートブロックを使用する。
6] 適当な間隔でステイプレートを使用し、インサートブロックを平らにする。
7] インサートブロックの前後面を平らにする。