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(c) MCT(マルチケーブルトランジット)

MCTを防水構造部に使用する場合、防水効果は作業方法に大きく左右されるので、下記事項に注意して作業を行う。

1] MCTの前後では、ケーブルを直線状にしておく。

2] ケーブルに適合したインサートブロックを使用する。

3] がい装ケーブルの場合、防水性を確実にするため、インサートブロック内面にシーラを塗布する。

4] インサートブロックの外面に潤滑油を塗布し、作業性を良くする。

5] ケーブルが貫通しない余分なスペースは、穴なしの盲インサートブロックを使用する。

6] 適当な間隔でステイプレートを使用し、インサートブロックを平らにする。

7] インサートブロックの前後面を平らにする。

 

062-1.gif

(注) インサートブロックは、実測により下記の基準に基づいて選定する。

 

062-2.gif

図4.16 MCTの使用例

 

 

 

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