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第5回こどもの日全国少年野球教室

 

開催報告

 

底辺拡大委員会

委員長 近藤和彦

 

第5回「こどもの日全国少年野球教室」開催に当たり、OBの皆様の大変なご協力により、今年も無事執り行うことができました。ご尽力を賜わりました都道府県幹事の皆様、お陰様で261人のOB会員が全国48会場に赴き、各地からも素晴しい成果を上げたとの報告を頂いております。

こどもたちが野球の楽しさ、面白さを肌で感じ、心に残る良き想い出となったことと存じます。この教室をきっかけに野球大好き少年がたくさん増えることを祈っています。

また、指導者の先生も大変熱心で、教育・人間形成に野球を通じて大きな役割を与えていることを実感致しました。さらに我々自身が学ぶ姿勢を怠ってはならないと危機感を募らせた次第です。

今年は「経費削減」を最大の課題とし、また本教室を開けたものとするため、開催に至るまで試行錯誤の繰り返しでした。開催地の決定についてはなるべくいろいろな地域でたくさんのこどもと接することができるよう、できる範囲での調整を行い、各地の担当者の皆様にはご無礼を申し上げたこともあったかと存じます。

また、今年初めて講師の選定を公募による受付を行ったところ、大変な反響を頂き予定を100名程超えるOBの方からのご希望を頂きました。経費の面で、またポジション等の諸条件により、胸を引き裂く思いでご遠慮申し上げた方もたくさんいらっしゃいます。この場をお借りして深くお詫び申し上げます。

さらに、地元在住OBを中心に配置を行ったことで経費の削減につながったことも事実です。

今回このような試みを行い、底辺拡大委員会として勉強することが多く、来年に向けて早々に始動しなければと考えております。ご意見がございましたら些細なことでも結構ですので、ご一報頂ければ幸いです。皆様の力でOBクラブの益々の発展を望みたく思っております。

最後になりましたが、特別協賛また協賛頂きました各団体・企業に心より御礼申し上げます。

平成11年5月24日

 

事務局より

 

本教室開催に当たり、今年初めて日本財団より補助金の交付を頂きました。同財団は競艇収益金の3.3%を公益・福祉事業に充当する制度を設けており、同じスポーツ団体として世界少年野球もこの制度を受けています。初めてということもあり、東日本-日本財団補助事業、西日本-各企業協賛としたことで多少複雑化しましたが、平成不況時代と言われる昨今、本教室を守っていくためには確実な資金調達が必要不可欠です。社団法人として認可を受け、同財団のような制度を受ける資格が得られたことを誇りに、また来年度に向け申請を行う予定です。

その他ご協力頂く各企業・団体のご好意に背くことのないよう、十分な検討を重ねて参ります。

尚、来年度について開催地・講師人数等の決定は現在全く白紙の状態です。各委員会、役員会にて討議を重ね、早い段階で詰めていきますので、どうぞ皆様のご意見を賜わりますよう心よりお願いいたします。

 

1999年5月5日(水・祝)『第5回こどもの日全国少年野球教室』参加講師一覧

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※……補助参加

 

 

 

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