お母さんは、少し大きいけど長くはける
からいいでしょう、と言ってくれた
ぼくはうれしくて
学校のろうかを何度も走って
先生におこられた
みんなが顔を出して
いいなあ、いいなあと言ってくれた
一年 K
それ以来私は、この子の母親と友達のように電話で話すようになりました。
ある日突然K君の父親から「子供を母親に会わせるな」と言われました。父親の兄弟からも同様のことを言われました。しかし子供の面倒を一日も見なかったような父親やその兄弟の言うことになど、私は耳を貸しませんでした。両親が別れた事情などよりも、子供にとっては母親と会うことが何よりも大切なんです。
