案ずるより産むが易しで、我家の場合はこんな過程で一つ峠を越えました。
K男が2歳3ヶ月の時、6年生の女の子の委託のお話がありました。兄弟の中で成長させたいと考えて2人目を希望していましたが、年上のそれも9歳も離れているので戸惑いました。しかし、子どもは神様からの授りものという考えを大切にし、人は生まれる時、親を選べません。又親も子どもを選ぶ事は出来ません。それなら私達夫婦の子は児相にお任せしよう。神様−子供−児相が一つの線で結ばれていると私は思っています。児相の方では短期間でも家庭の雰囲気を味合わせて欲しいとの意向でしたので、気負わずに承諾する事が出来ました。
娘は現在高校3年生、平成5年9月17日、我家に来て6年になります。Y葉A子(本人の希望で)というステキな名前です。1歳の時両親が離婚、父、祖父と暮らしていましたが小学校2年生の時父親が再婚、4年生の時祖父が亡くなり、その頃から母親とうまくいかなくなり、6年生の夏休みに児相へ来たそうです。
児相から家庭の味と言われた様に、次から次へと問題を起すので、その当時は良く夫婦で夜遅くまで話し合いました。