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3]―穂のふくらみ始めた稲田の間を曳行する

 

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4]―“王の剣”が祭祀を見守る

 

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5]―“街入り”祭祀の終了、曳行開始を知らせる祝砲

 

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7]―国王の臨席を示す“王の馬”

 

インドラ祭においては、伐採、曳行、建立、発遣(送り出し)の作業は、諏訪のように各地区の組織が一貫して担当することはない。全体の進行を統括しているのはグティとよばれる祭祀の執行機関であるが、各段階においては作業ごとに異なるジャート(ネパール語では民族・カーストの意)のグループが担当する。このように細分化された作業分担のシステムは、カースト社会の特長なのだ。

 

 

 

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