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横浜市

市民の方にやっていただいたのは、基本的には、市の色々な場所で案内に立たれるとか、ボランティアとしての活動をかなりして頂きました。300名位市民のボランティアが参加しました。あと、日本文化を紹介する為にお手伝いしてくださったりとか。それと、会議ですから"デイリーブルテン"というのが発行されます。その"デイリーブルテン"は、ジャパンタイムズが、基本的な内容は作るんですけれども、それをかなりの量を日に日に整えるために、地元の企業がきちんと対応したというようなことはありますので、そういったご準備とかも必要かも知れないですね。

 

宮崎県

台湾の北海道ブームというのがありますが、北海道のツアー料金も、宮崎のツアー料金も変わらないようです。聞くところによると、北海道の宿泊施設はかなり安くしてるようですが、お客さんが来るということは逆に、ホテル関係は料金的に困ってるというようなことはないんでしょうか。

 

全日本シティホテル連盟

北海道は、基本的には稼働率はあまり良くないんですけども、この北海道ブームのおかげで大変良くなりました。外国人の場合はいいんですけども、国内の観光客というのは、あまり伸びてないのです。だから、特定のホテルは良い、それ以外のホテルは悪いということです。航空会社とタイアップしてる所は良いわけですけども、それ以外の所は、お客さんがスキー場に直接流れて、市内に泊まれないということがずっとあるんです。外国人を対象にする場合は、また別だと思います。

それから、ついでにお話しますと、うちの方は500のホテルの内、外国人を受け入れてるというのが160件位で、個々のホテルの情報は、パンフレットを作って、全世界に宣伝してます。それから、インターネットで情報取る人が非常に増えてます。インターネットの内容をよくするというようなことは非常に重要なことだと思います。

それから私も国際観光振興会にずっといて、それぞれの各県の方と、いろいろ仕事をさせて頂きましたが、宮崎県の場合はもう、30年も前から、ハワイで宣伝なさってまして、まとまりがあって、もう慣れてらっしゃいます。だから、良いのだと思います。やはり成功してるのは、エージェント周りです。特定のエージェントに目を付けて、可能性がありそうなエージェントを目星付けなくてはいけないです。昔は、ハワイから日本に観光客がずいぶん来たのですけども、その時も流行がありまして、最初は、やはり北海道ブームで、北海道ばっかり行ってたんです。そのうち、飽きちゃって、東北の方へずっと流れて来まして、だんだん、裏日本、島根とか鳥取とかへ行ったりしました。エージェントの募集内容は、国際観光振興会が作ってるマニュアルに全部載ってますし、またエージェントの名前も全部載ってますので、そうしたものをよくご覧になって研究した方が良いと思います。このエージェントは、どういう所を特徴にして、どういう所を売ってるということをよく見て、売ってない所、今度は、来年、再来年はこっち来てくださいというふうに、働きかけた方が良いのではないかと思います。

 

 

 

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