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コーディネーター

名古屋観光コンベンションビューローの方のお話では、都市観光という視点です。名古屋線というのは、なかなか稼働率が、低いですね。

次に、千葉市経済観光コンベンション課の方お願いいたします。

 

千葉市

千葉市の場合は、皆さんと違いまして、観光というのは、ちょっと弱く、いわゆる観光の資源がほとんどありません。ですから、外国の方々に、来てもらいたいとか、見せたいとかっていうことで、海外のPRとかほとんどやってないのが実情です。いかに集客するかということで、千葉の場合、幕張メッセには、年間600万人の方がビジネスで来られます。その中に外国の方も、相当来ておりまして、コンピューター関係ですと、5日間のイベントで、1万人ぐらい来たりします。ですから、そういう方法を集客の1つとしてコンベンションに力を入れてるところです。コンベンションをしっかりやるということで、サミットとか、サッカーとか、会議とか、千葉県とも一緒に色々誘致をしてるのですが、なかなか難しい状況です。ただ、幕張メッセというのが東京に近いところにありまして、千葉市の中心街というのはJRの千葉駅になるのですが、そこから10キロ近く離れておりまして、直接の交通アクセスがありません。行ってみますと、JRでは途中で乗り継ぎを1回しなくてはいけません。また、バスとJRということで、非常に行きにくいということがあります。交通アクセス問題があるのですが、、中心街活性化という問題も別にございまして、メッセに来る、国内の方も、外国の方も、いかに中心街を回遊してもらうかが、大きな悩みになっています。

要は、交通アクセスを良くして、都市交通に頼ればいいというのはあるのですが、非常に、財政的にも厳しいものですから、今のもので、どうやって回遊するか悩んでるところです。良い提案、アドバイスがありましたら、ご教示いただけたらと思います。

 

コーディネーター

幕張メッセには、たくさんの外国人がそこにいらしているので、目と鼻の先の千葉市に、どうにか連れて行きたいといっても、なかなか来てくれない、ということですね。

まず、名古屋PRの方ですが、個人旅行客が増えており、それに伴って、台湾では旅行情報誌、特に日本の都市の旅行情報誌が矢継ぎ早に発行されています。角川書店が台湾に進出しまして、発行をしている「台北ウォーカー」ですが、この中に東京の情報が2割近く入っています。東京の情報だけに留まらず、福岡とか、大阪とか、そういう所でつかまえた女の子のヘアースタイルなどが出ていますので、一度ご覧下さい。

それから、「北海道じゃらん」ですが、北海道発が台湾に紹介されました。こちらが、「東京横浜ムック」という、地元の出版社が発行してる情報誌もあります。今までに、東京、横浜、京都が発行されてると思いますが、残念ながら、ムックの名古屋版はないのですが、これからできれば良いと思います。

横浜市の方が、いらっしゃいますが、何か、横浜の情報発信なり、PR活動などお伺いいたします。

 

 

 

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