プロフェッショナル(プロ)として信頼されること
訪問時には、家族だけでなく、たとえ寝たきりの方であっても対象者ご本人にもきちんとあいさつをします。そして、仕事をしながらも、常に相手の方が大切にされていると感じとれるような言動で、こちらの気持ちが伝わるように関わります。何気ない会話の中から、その方の思いや願いが汲み取れることがあります。ケアに必要な情報は、改まって聞くばかりでなく、自然のやりとりから得られることも多いのです。
また、何人かで交代して訪問する場合には、記録を整備して情報交換を密にし、仕事上のもれや重複がおこらないように配慮します。また、だれが担当しても同じやり方をしましょう。上司への報告もきちんと行います。
ご本人やご家族から信頼を得られなければ、せっかくの訪問も十分な効果が上がりません。プロフェッショナルとしての知識と技術を駆使して、きちんとした仕事を行うことで評価・信頼されれば、仕事も楽しく順調に進んでいきます。
仕事上知り得た秘密は漏らさない
仕事で知った情報は、たとえ小さなことでも決して他に漏らしてはいけません。仕事の同僚とも個人的な話題にしてはいけません。