医療・介護
日本は、病床数が多く、平均在院日数が長い。また、老人医療費の伸び率が大きく、大きな負担となっている。
図1 病床数や医療施設の利用状況
日本の病床数(人口千人当たり)は主要国の中で際だって多く、ドイツの1.4倍、アメリカの3倍である。日本の外来受診率は高く、入院の平均在院日数も長い。
資料:OEDC Health Data 1998.
図2 医療費(対GDP比)の国際比較
日本の医療費は主要国の中ではイギリスに次いで低く、アメリカの2分の1、ドイツの70%程度である。
医療費
(注) 医療費は、公的と私的の合計である。
資料:OECD “Health Data.1998”
図3 公的介護費(対GDP比)の将来推計
公的介護費は今後とも現在より大幅に増加すると見込まれている国はない。(日本は例外)
公的介護費
(注) 1)1994, 2)1996, 3)1992
資料:OECD "AWP4.2 Long term care services to older people : a perspective on future needs,1998."
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