3. 里山に対する意識
1) 狭山丘陵周辺住民を対象とした意識調査
(1) 調査内容
里山に対する住民の意識を把握するため、狭山丘陵周辺住民を対象としてアンケートを実施した。
質問は、回答者の属性、1]狭山丘陵とのかかわり、2]狭山丘陵に対する評価、3]望ましい狭山丘陵の将来像について行われた。
(2) 調査方法
アンケートの対象者は、狭山丘陵を囲む5市1町(所沢市、入間市、東村山市、東大和市、武蔵村山市、瑞穂町)(図I-3-1)在住の有権者とした。標本数は1,000人とし、これを5市1町の有権者数で按分した(表I-3-1)。
対象者の抽出にあたっては住宅地図を利用し、ほぼ等間隔に住宅を選び、その世帯主宛てにアンケート用紙を郵送した。その際、世帯主にかかわらず家族の中の20歳以上の者であれば回答が可能である旨を書き添えた。アンケート用紙の回収は返信用の封筒を同封し、郵送により行った。