2]調査方法
a. 植物相
狭山丘陵全域の植物相については、各文献に記載されたリストを整理し、さらに一部地域を除く各調査地域内を踏査して出現したシダ植物以上の高等植物を記録した。なお、明らかに植栽されたと考えられる種は対象外とした。
b. 動物相
動物相は、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、昆虫類、底生動物を対象として各文献に記載されたリストを整理し、さらに一部地域を除く各調査地域内を任意に踏査して哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、昆虫類の目視確認を行った。ただし、昆虫についてはチョウ目のなかのチョウ類が対象である。
3]調査結果
現地調査および文献調査によって得られた調査地域別の生物相の概要を表I-1-20に示す。
a. 植物相
これまでに狭山丘陵全域からは149科1,124種が記録されている。資料編にこれらの植物目録(表III-資-1)および科別植物種数一覧(表III-資-2)を示した。