第四部 資料
概要
1 今後5か年間の高齢者保健福祉施策の方向
〜ゴールドプラン21〜
○ 平成12年(2000年)には世界最高水準の高齢化率となる中で、高齢者保健福祉施策の一層の充実を図るため、新たなプランを策定。
1 プランの基本方向
(基本的な目標)
I 活力ある高齢者像の構築
「高齢者の世紀」である21世紀を明るく活力ある社会とするため、可能な限り多くの高齢者が健康で生きがいをもって社会参加できるよう、「活力ある高齢者像」を構築する。
II 高齢者の尊厳の確保と自立支援
要援護の高齢者が自立した生活を尊厳をもって送ることができるよう、また、介護家族への支援が図られるよう、在宅福祉を基本として、介護サービス基盤の質・量両面にわたる整備を進める。
III 支え合う地域社会の形成
地域において、介護にとどまらず、生活全般にわたる支援体制が整備されるよう、住民相互に支え合うことのできる地域社会づくりや高齢者の居住環境等の整備に向けて積極的に取り組む。
IV 利用者から信頼される介護サービスの確立
措置から契約への変更が利用者本位の仕組みとして定着するよう、利用者保護の環境整備や介護サービス事業の健全な発展を図り、介護サービスの信頼性を確立する。
(プランの期間)
平成12年度から平成16年度までの5か年。状況の変化に応じて適宜見直し。