2 (仮称)御崎公園スタジアム建設事業の概要
(仮称)御崎公園スタジアムは、神戸市のインナー地区である兵庫区南部において、地下鉄海岸線の建設とともにインナーシティ活性化のリーディングプロジェクトの一つとして、また震災の経験を生かし、全国のモデルとなる防災公園として位置付けており、あわせて2002年FIFAワールドカップの神戸開催会場に使用する球技場として現在整備を進めているところである。
さらに、園地やアフタースポーツケア施設等を活用することで、地域に根ざした市民のスポーツ・コミュニティの形成をはかることを目的に、本市が現在力を入れて取り組んでいる「神戸アスリートタウン構想」の中核施設としての役割を担うものである。
整備にあたっては、事業計画から設計・施工及び事業運営にいたるまでを一貫して民間活力を導入する「公設民活方式」(詳細は「3」以下に後述)を採用することにより、効率的かつ経済的な建設・維持管理を目指している。
[位置図]