(3) 蒸気の供給に関する条件
ア〜ウ (省略)
エ 蒸気購入料金の最低保障
東京都水道局は、事業者からの蒸気供給量にかかわらず、契約に定められた事業者の蒸気供給体制が確保されている場合には、当該契約に定める金額を支払う。
ただし、契約において定められた条件を満たしていない場合を除く。
(4) その他の条件(省略)
8 一次提案と審査事項
応募に当たって提出する書類は、資格審査申請書、一次提案書(一次提案書提出届(様式3)、技術提案書及び事業計画提案書)です。それらの内容と、東京都水道局の審査は、次のとおりです。
(1)〜(4) (省略)
(5) 事業計画提案書
PFIでは、事業関係者間でのリスク分担のより一層の明確化が求められるため、本事業における東京都水道局と事業者が分担すべきリスクについての考えを示すこと。
また、本事業の運営期間は20年に渡り、事業者には長期安定的な運営体制が求められるため、事業者の事業期間中のキャッシュフローについて事業収支計画表(様式5-2)を作成すること。なお、事業収支計画表の作成に当たっては、事業に必要な収入及び支出はすべて算入するとともに、売上高、原材料費、販売費及び一般管理費等の数値の根拠を示すこと。
例えば、売上高については、事業者が東京都水道局へ販売する電力及び蒸気の販売単価を示し、別途提出することになっている電力・蒸気供給計画等と照らし合わせることによって、事業収支計画表で用いられている事業者の売上高の根拠が分かるようにしてください。
ただし、東京都水道局が供給する原料水の料金及び新エネルギー・産業技術総合開発機構が行う新エネルギー事業者支援事業による補助金の利用については算入しないこと。
提案に当たっては次の書類が必要となります。
ア 東京都水道局及び事業者間のリスク分担表(様式5-1)
なお、本事業において存在すると考えられる主なリスクを下表に例示してありますので、参考にしてください。