3. PFI事業スキーム
1. 前提となる事項
・用地は市が確保して、PFI事業会社に原則無償で貸し付ける。
・PFI事業会社が資金調達し、設計、建設、管理運営を行う。
・PFI事業会社は自らのリスクのもとに、複合施設(テナントビル)として整備することができる。
・施設内容は、メインホール、リハーサル室、練習室、ギャラリー、ホワイエ、会議室を基本とする。
・PFI事業会社は管理運営業務として、施設・機器の維持、舞台技術の提供、利用予約受け付け、場内案内を行う。
・建設費、管理運営費は、原則として市からの利用料金収入+利用者からの施設利用料収入で賄う。
・利用料金は、目標稼働率を設定し、それに基づき算定する。
2. スキーム
・PFI事業会社は、利用しやすい機能(設備、機器、サービス)を備えた館の建設、管理運営を行う。
・PFI事業会社は、区文の自主事業を企画・実施する。
・市は、利用料金+自主事業費を、契約及びモニタリングに基づきPFI事業会社に支払う。利用者は、施設利用料及びサービス使用料、自主事業の入場料をPFI事業会社に支払う。