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30.4.4 矯正プログラムが実行されている限り(そして解約権が存在している限り)、リファイナンスには新たな運転資金などを含める必要がある場合がありうる。もしその結果優先債務の金額が増加するようであれば、当局は【21.3 リファイナンスに続く補償】に含まれている制限につき柔軟に考えるべきである。

 

30.5 補償請求もしくは損害賠償請求に関わる支払責任

 

30.5.1 いくつかの事例では、当局は少なくとも、優先債権者が(介入した時には)その介入時に惹起した損害賠償額を優先債権者から回収する権利だけは保持すべきだという議論がある。損がもしくは請求が契約に関連して発生したかぎりにおいて、その、問題となる損害もしくは請求は、たいていの場合、終了時に支払われるべき補償に反映される。

 

後掲は、直接契約のために契約書草稿である。脚注では、多くの説明的指針が詳述されている。

 

 

 

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