それから、保全活動の二つ目、商品、サービスの次に重要なのが、そういったものつくり出す工場の話でございまして、生産事業所で、今、市川さんからお話がありましたようなISOを私どもも97年にすべて取得をいたしました。これをバックボーンにしてやっているんですが、やっぱり先ほど石先生のお話ありましたけども、企業というのは産業廃棄物を出している張本人だというところのスタンスがまず重要なことじゃないかなと思っています。つまり各事業所ではISOを使いながら、もちろん省エネ、省資源、いろんな活動をするんですが、廃棄物をどうなくすかというような活動をやっておりまして、これも一つの例として三つ目の新聞の記事に当社がごみゼロという工場、これは実は97年の資料でございますけども、今で言うともうほとんどいろんな工場さんが出てきたと思うんですが、当時ではアサヒビールさんの茨城工場と私どもの竹松工場がニュースになっておりました。これもすごい勢いで99年に向けて変わってきた一つのケースだと思います。
こういった事業所の活動、後ほどISOの話もさせていただきたいと思います。三つ目に企業全体の行動としてのスタンスというのが重要だと考えています。これにはNPOあるいは環境ボランティアの方々への支援というのもございますけども、社員自身がそういうところに参画していくのをどうやってサポートするかというプログラムも考えております。また、あわせて企業というのは物をつくるのもございますけども、実は大変多くの購入をしているという立場もございまして、調達品のグリーン調達、あるいは一般購入品のグリーン購入という活動をこれもここ数年やってまいりました。