このように、地域の良さをたえず発信し続けることは、大変重要であり、その結果当該情報に反応した人が全国から視察に来るだけで地域に大きな影響を与える。つまり、視察などによる交流の増大は、地域の人々が地域の良さを再認識する機会にもなり、こうした訪問者を温かくもてなすために、道路に花を植えるなど身近な町並み、景観の整備に対する関心が高まってくることも期待できる。
中球磨地域においても、合併により豊富になる行政スタッフや、余剰となる行政施設などを、十分に活用することによってこうした媒体は地域の体感を出す仕掛けとして有効であると思われる。
また、中山間地域の合併という全国でも珍しいケースとなるため、多くの人々が各地から訪れるものと思われる。こうした機会を十分に活用し、合併により地域づくりに成功した事例として積極的に外に発信するための仕組みづくりが必要である。
地域情報発信の媒体、チャンネルは様々であるが、これらを十二分に活用して積極的に情報発信及び交流を行うべきである。