(4) 情報、交流
情報化についていえば、地域内の各小学校、中学校においてパソコンの導入が進み、生徒児童1人に1台を設置しているところもあり、インターネットホームページの開設を進めている学校もある。小中学校の時からの情報教育により情報化に強い地域を作るとともに、地域社会においても各種の情報資源を活用して時間距離を越えた交流を行うことが出来る情報化の拠点としての整備を図ることも検討すべきと思われる。
交流については、一部で子供のホームステイなど都市部との交流を図っている住民、団体もあるが、まだ、十分であるとはいえない。阿蘇地域の先進地のように修学旅行の企画に農村体験を組み込んだり、または、一定期間、自然の中で就学させる山村留学など、自然に恵まれた田園地帯としての地域資源を活かし、さらに積極的に地域外との交流を図るべきであろう。