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b 内部空間の利用による緊急物資、震災廃棄物の一時保管

宝町地区及び阿賀マリノポリス地区の耐震岸壁で受け入れた対象の緊急物資や、被災地から港湾を通して搬出される震災廃棄物や被災地に搬入される復旧資機材など、大規模地震災害時には大量の物資を港湾地区で一時的に保管する必要が生じる。陸地での利用スペース上の制限を考慮すると、屋内での保管が必要となるものについては、耐震岸壁背後の上屋等の余剰スペースに加えて、図表1-23にイメージするようにメガフロートの内部空間の利用が効果的といえる。

 

図表1-23 内部空間の活用イメージ

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c 潮位の変動に影響されない随時受け入れ可能メリットの活用

全国各地の港湾から送られるロットが揃わないバラの緊急物資をRO-RO船などで随時搬入する場合には、図表1-24でイメージするように潮位に影響されないメガフロートによる役割が重要となる。

 

図表1-24 潮位に影響されない安定した荷役

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