イ 機能整備実現方式の検討
災害時に呉港に求められる機能の配置や整備実現方式について、以下の観点から検討する。
(ア) 呉港における災害対応環境整備の状況
呉港では、図表1-18に示すように宝町地区で既に耐震岸壁が整備されている他、現在埋立工事中の阿賀マリノポリスにおいて-7.5m岸壁(L=260m)の耐震岸壁が工事中である。
また、川原石地区の2つの公共岸壁において、H10〜11年の2カ年で液状化対策が実施されている。
その他の埋立地盤、臨港道路については、特に耐震診断及び耐震強化等は実施されていない。