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オ 国際貢献・海外交流

 

(ア) 学会、シンポジウムなど

分科会などについては、同大学でも行われているが、特に県内市町村と連携して学会やシンポジウムを開催した事例はない。運営については、基本的に、教授や学生の手によって行われており、じゅうぶん間にあっている様子であり、地域住民の協力を必要としないのではないかと思われる。

分科会終了後には、他大学関係者に対してマイクロバスを貸し切って県内の歴史や自然を案内するなど、同大学の教授それぞれで対応しているようである。

(イ) 外国大学や研究機関などとの連携

同大学には、アジアや欧米諸国からの教員や留学生(平成10年度実績:教員8名、留学生12名)を受け入れている。同大学の教授の人的ネットワークによって、平成10年度にアラスカ州立アラスカ大学理工学部・地球物理研究所と学術交流協定を締結している。1]ロケット実験による宇宙空間科学及び技術開発、2]研究者の交流、3]研究資料、出版物及び研究情報の交換、の促進について協定を結んでおり、今後、人的・物的交流を進めていきたいと考えている。

 

カ 今後の課題

 

これまで以上に同大学が有する技術や知識を地域に還元するため、今後も、積極的に地域企業や団体などの交流を図っていきたい考えている。また、公開講座やリカレント教育などについても、地域住民の学習ニーズに応えていくためのさらなる努力を図っていきたいと考えている。

 

 

 

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