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施設によっては4週間で構成する夏期コースが開設されることもあり、講座は主として夜間に開設されている。この制度は、沖縄に居住しながら米本国の大学と同等の学位取得が可能なことから県内外の関心を集めており、平成10年度までに、461人が就学している。

 

図表0-11 施設内大学と取得可能な科目等

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(4) 試験・研究機関

沖縄には、20以上の国・県などの試験・研究機関があり、工学関係では沖縄県工業技術センター、トロピカルテクノセンター、沖縄県建設技術センター、沖縄県公害衛生研究所がある。トロピカルテクノパークは国の「頭脳立地法」に基づく産業支援地区で、自然科学研究所、情報サービス業、デザイン業などの集績を促進するとともに、研究開発、人材育成、情報提供機能を持った「産業の頭脳部分」の核となる産業支援ステーションとして位置づけられている。トロピカルテクノパークは中城湾港新港地区に立地され、情報提供機能といったソフト面から強力な産業支援機能を果たすことが期待されている。

トロピカルテクノセンターは、亜熱帯地域資源の工業的高度利用に関する研究開発及びその企業化を促進するとともに、SE等の人材育成、科学技術等の情報提供及び県内外の研究者等に開かれたグローバルな研究開発協力・交流等の拠点として1994年に供用開始された。

工業技術センターは、トロピカルテクノセンターとの有機的連携のもとに工業試験場を強化・拡充し、地域技術の高度化に対する相互補完的な役割を担う拠点施設として1998年に供用開始された。

 

 

 

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