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第3章 大学など高等教育機関の動向

 

1 高校生の進学状況

 

(1) 高等学校卒業者の進路

高等学校卒業者数をみると、全国的には、1988年の約165万人から1992年に約180万人まで増加した後、1998年に約136万人へと減少している。一方、沖縄では1988年の約1.8万人から1993年に約1.9万人まで増加した後、1998年の約1.7万人へと減少している。高等学校卒業者のピークは全国、沖縄ともに1992年頃となっているが、1992年以降の減少率は沖縄が全国平均よりも低くなっている。

全国及び沖縄の高校卒業者の進路をみると、沖縄では、「大学等進学者」27.7%、「就職者」20.2%で、いずれも全国を大きく下回っている(全国の大学等進学者39.0%、就職者23.6%)。沖縄の場合、「無業者」が25.1%に上っていて、全国(7.5%)を大きく上回っている。このことは、人材育成の観点から大きな課題となっている。

 

図表0-1 学卒者の進路状況(1998年)

072-1.gif

注:「学校基本調査報告」文部省、沖縄県の資料から作成

大学・短大の就職者数は、県内外別に把握できていない。専修学校等の進学者数は、県内外別に把握できていない。

A、Bには、就職進学者(292人)を含む。進路不詳・死亡は除く。

 

 

 

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