昼夜間人口比率:平成7年の昼夜間人口比率は97.0とやや流出超過となっている。市内常住の就業者のうち、53.0%が東京をはじめとする他地域に就業する一方、市内就業者のほぼ半数は域外からの流入者である(図表2-6)。
産業構造:3モデル地区を比較すると、大宮市の産業構造は、「卸・小売・飲食店」、「金融・保険業」、「不動産業」、「サービス業」などの第三次部門のウエイトが最も大きく、逆に「建設業」、「製造業」、「公務」などのウエイトは最も小さく、都市型の特徴を示している(図表2-7〜9)。
交通:鉄道は、南北方向に上越・東北・長野新幹線・及びJR高崎・上越・宇都宮線が縦貫しているほか、東京方面と結ぶJR京浜東北・埼京線、川越方面と結ぶJR川越線、春日部方面と結ぶ,東武野田線などがすべて大宮駅に集結しており、南関東における鉄道交通の一大結節点となっている。幹線道路としては、南北方向に西から新大宮バイパス、国道17号線、県道35号線(産業道路)、県道5号線(第2産業道路)の4本が平行して走っているが、東西方向には国道16号線とこれに接続する県道2号線がみられる程度であり、東西方向の幹線道路がやや不足している。