日本財団 図書館


IV. 舶用機器内需予測

 

1. 予測の方法

 

(1)予測のフレームワーク

 

1]予測対象機器

舶用機器予測の対象品目は前掲表のとおりである。

単位が価格の場合は、将来の価格は1999年価格値とし、将来の価格変動を見込まないものとする。

 

2]予測期間

予測は短期、長期の双方を行う。具体的な予測年次は次のとおりである。

 

短期:2000、2001、2002年

長期:2001-2005年平均、2006-2010年平均

 

(2)予測のステップ

 

1]代表船型の設定

新造船1隻当たりに搭載される舶用機器の数量、金額を「舶用機器搭載原単位」と呼ぶ。機器搭載原単位は船種のみならず、船型によっても異なる。そこで、船種ごとに最も代表的な船型を「代表船型」とし、それを業界インタビューにより設定した。さらに、新造船建造量実績・予測値(DWTベース、ないしG/Tベース)を代表船型で割った値を「代表船型隻数」とし、隻数と原単位の積により舶用機器搭載量を算出する。なお、ここでの隻数は実際の建造隻数とは異なることに留意する必要がある。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION