日本財団 図書館


II. 新造船建造量予測

 

新造船建造量予測の対象は、外航船、近海船、内航船、漁船とする。

 

1. 外航船

 

外航船建造量予測は、造船業基盤整備事業協会の発表した世界建造量予測に日本の建造量シェアを勘案することにより算出する。世界建造量予測値は同協会の予測値を採用する。

 

表:世界の外航船建造量予測

022-1.gif

注):クラークソン統計

:1999年は、推計値

資料:造船業基盤整備事業協会

 

他方、日本の外航船建造量シェアは短期的(2000-2002年)までは現状レベルで推移するが、中長期的(2001-2005年、2006-2010年)には中国の建造量シェア拡大等によりやや低下すると考えられる。

このような考え方のもと、日本の建造量シェアは短期的には一定(1993-97年実績)、中長期的には日本の建造シェアは毎年一定ポイントで徐々に低下し、2010年には、1993-97年比で5ポイント低下するものとした。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION