2]内航輸送量のボトム
現在が内航輸送量のボトムであるとの回答が多い中、油送船のみはさらに輸送量が減少していくと見られている。油送船輸送量は、ピーク時からの落ち込み、今後の短期的な見通しともに一段と悲観的なものとなっている。
問3. 内航輸送量のボトムはいつ頃とお考えですか?(%)

3]3年後の業界全体の内航輸送量展望
3年後の業界全体の輸送量について一般貨物船がやや回復すると見込まれているのに対し、油送船はさらに2割減少するという回答が最も多く、油送船では下げ止まり感が少ないことを示している。
今後とも減少を見込んでいる企業に対し、その理由を聞いたところ、「荷主の物流合理化」、「荷主業界の再編」といった業界の構造的変化がその主要な理由である。景気回復の遅れを理由として指摘した企業は少ない。
問4. 3年後、業界全体の内航輸送量は現在に比べどの程度の水準になるとお考えですか?(%)

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