5. 端部固着の善し悪しが命取りになる。
6. 波浪衝撃から船を守れ。
適切な船型、板厚、スペース、部材形状の選択、中間補強材の増設
7. 耐振性能を配慮した設計とすること。
パネル(空中、接水)、ポスト、アーム等の固有振動数のチェック(共振防止)
強制振動部の剛且つ柔な部材配置
8. 疲労に注意(疲労強度と破壊)
9. 撓みに留意。 アルミ合金のE≒1/3×鋼のE
10. ルール規定の背景を知れ。手前勝手な判断は怪我の基。
各基準の解説を読め。
11. 過去に学べ。同じトラブルは忘れた頃に再発する。トラブルは必ず記録を残せ。
12. 問題を生じた時は我流処置をせず、然るべき処に相談せよ。
13. 一文銭を惜しむな。処置実施に迷うときは直ぐに手を打て。後手に回ると反って対策コストが大きくなる。
14. 損傷多発部位
1) 前後船底外板(Entrance、プロペラ直上部、FOT部等)
2) FOT隔壁
3) 舵及び船尾材
4) 甲板大型開口隅部
5) 骨材端部固着部、貫通部
6) 上構端部
7) ダブリングプレートコーナー
8) ハンドレール、スタンション
9) 艤装、電装品取付けアーム、台等