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この後者は、展開で用いた切直しとは異なり、外板上の各Fr.L位置でロンジウェブ面に対して直交し(型の当度が直角)かつウェブ取付縁に対しても直交する平面による型としたもので、すべての型は外板付位置だけ押えて、いずれも真直ぐに当てるだけでよい。

この方式での捩れ型を、一品CADで作画に落とした例を[画面4.3.1 捩れ型作画]に示す。

 

102-1.gif

画面4.3.1 捩れ型作画

 

本システムで展開するロンジ部品の入力は:−

 

(1) 基本データファイルから所用データを取ってくるための、

●ロンジ名:ランディングで登録したもの

●処理舷:『原寸型・定規』の「舷区分」では「作成舷」としたもの

●首/尾線分名:そのロンジが含まれる範囲を限定する首/尾もよりのFr.L番号。

限定しないとロンジ名データ全体で処理される。

 

(2) 部品として定義するための端部情報、

●基準線分名:上記最寄り首/尾線分名(ちなみにトランスフレームならシーム指定)

●シフト量:基準線分からに端部までの寸法。外板沿いならガースで指定。

●ウェブ/フランジ端部タイプ:次項で説明する。

 

 

 

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