(2) 地上サブシステム
A: 普通に入手可能な受信機と中程度のマルチパス緩和方法を利用して達成可能な精度標準を表す。
例えば、1.0より0.2チップスペーシングの受信機とチョークリングアンテナの組み合わせ。
B: より高精度な最新の受信機とより良好なマルチパス緩和方法を利用する場合の精度を表す。
例えば、0.1チップスペーシングの受信機とチョークリングアンテナの組み合わせ。
C: 最新式のGPS受信機とマルチパス緩和方法を利用する場合の精度を表す。
例えば0.1チップスペーシングの受信機とマルチパスリミッティングアンテナの組み合わせ。
マルチパスリミッティングアンテナ(MLA: Multipath Limiting Antenna)は高仰角と低仰角の2素子のエレメントを持ち、特に低仰角のアンテナ素子は水平面以下の低仰角パターンがシャープにカットオフされ、地面からのマルチパスを効果的に緩和できる様になっている。Ohio大学でLAAS用に開発評価されCクラスの空中線として標準化されつつある。