一方、端末を見ると全ての通信インフラ5について航空用端末が海外では既に開発されている。日本では三菱電機がインマルサットAERO-I用のアンテナを開発中である。
最後にACARS対応であるが、パケット交換データ通信が可能なインマルサットAERO-I(およびインマルサット互換のMTSAT)は対応しているが、回線交換のデータ通信しかサポートしていないAERO-M、およびオーブコムは非対応である。
以上の状況を鑑みると、国内においては一部の通信インフラについて汎用端末を用いた地上でのネットワーク評価のみが可能(海外から航空用端末をレンタル可能であればプラットフォーム評価まで拡張可能)と判断された(表D-4)。